グレンフィディック12年スペシャルリザーブ / Glenfiddich 12 Years

グレンフェディック12年 シングルモルト
グレンフェディック12年

旧友との再会

ちょっと前に三角ボトルの安ウマブレンデッド、グランツ・トリプルウッドをレビューしました。これ飲んでたらキーモルトであるグレンフィディックの方も飲んでみたくなりました。

グレンフィディック蒸留所はこういうところにあります。

スコットランド北部、インヴァネスとアバディーンのちょうど間ぐらい。この辺りにスペイ川という川が流れており、その河畔に名だたる蒸留所が並んでいます。ザ・マッカランやザ・グレンリヴェットですね。これらをまとめて「スペイサイド」というカテゴリーで括っています。特徴は、華やかなシングルモルト。ピートの香りもスモーキーさもあんまりしない。逆にシェリー樽やオーク樽の使い方が上手く、軽く甘い香りのシングルモルトが出来上がります。

さてグレンフィディック、なんかちょっとボトルのイメージが変わりましたね。数年前にリニューアルしたそうです。味はどのように変化しているのでしょうか。

四半世紀前にスコットランドに行ったときに初めて飲んだと思います。おそらくスコッチのシングルモルトとして最初に飲んだ銘柄と言うことになると思います。まだあの頃はブレンデッドが中心でしたし、シングルモルトという表現も一般的ではなかったですね。ピュアモルトと呼んでいたと思います。

世界市場をシングルモルトが席巻したきっかけとなったブランドの一つと言われているように、本当に基本の一本だと思います。ただ基本過ぎて、近年はボトルを買ってまではという感じで距離があったのも事実です。別にマズイとかそういうことではなく、いつでも飲める、そういう感覚ですね。旧友に久しぶりに会う、そんな感じです。

ちなみに近所の西友でふつうに売ってました。グレンフィディック12年。一番入手しやすいシングルモルトかもしれません。

公式サイトによるとアメリカンオークのバーボン樽とヨーロピアンシェリー樽で熟成、その後、ヨーロピアンオーク樽にて後熟と。なんとなく味の想像が付きますがどうでしょうか?

レビュー

香り

  • 甘い香り ヴァニラ 蜂蜜
  • 樽の香り オーク系の香り 
  • 熟れたフルーツの香り 火の通った林檎
  •  スモーキーさは感じられない

  • 甘み 
  • 乾いた麦の味 グラハムクッキー
  • カスタード・クリーム
  • アップルパイ

後味

  • 甘みが残る
  • コクもある
  • オーク樽経由の香りが残る 若干のスパイシーさ
  • ただ余韻はそんなに残らない

バランス

  • ただひたすら甘い
  •  もう少し青リンゴっぽい酸味があった印象なんだけどな…
  • もうちょっとスパイスさがあってもいいな。
  • 苦みとか酸味とか塩味とかでもいい
  •  ひと味足りないかな
  • ただ嫌な感じはしない ザ・スペイサイド

ロックにするとビターさが出てくるので飲みやすくなります。

加水してもいいです。コクがあって骨太なので多少薄めたぐらいでは揺らぎません。

ハイボールは最高です。ひたすら爽やかで華やかで楽しいハイボール。樽感で支えるハイボールになります。

記憶してた味とちょっと違うので、もしかするとボトル変えたタイミングで構成が変わったのかもしれません。シェリー樽で熟成した樽の使用量が減ったのかもしれません。その分、麦感が強く、より骨太の甘さになったのかもしれません。

グランツとの比較

せっかくなのでグランツと比較してみましょう。グランツはやっぱりアルコールの匂いがしますね。

樽のニュアンスとか甘みとか似てるかな。

グレンフィディックほどはフルーティではないので、シェリー樽経由の成分が少ないんでしょう。

ただバニラやハニーな感じは似てるので、これが原酒や樽経由で共通しているんでしょうね。

あら、グランツは最後にスモーキーな感じが出てきますね。比較するとことで個性として認知できました。ちょっとだけヨード感も感じるのでアイラも混ざってるかもしれません。

調べて見ると、ローランドのアイルサ・ベイというところのモルトが混ざっているようですね。おそらくこのモルト経由のスモーキーが最後に出てくるんですね。

最初はまったく感知できなかったので、比較することで精度が上がったのかもしれません。

やっぱり非常に似ていますが、別物。価格差が約2000円強。普段グランツ飲んで、たまにグレンフィディック12年飲むとしみじみと美味しいと思います。

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