ハイランドパーク12年

ハイランドパーク12年 シングルモルト

前回のフェイマスグラウスのキーモルトの一つ、ハイランドパークを飲んでみましょう。

スコッチのシングルモルトですね。スコッチのシングルモルトは蒸留所の地域によって味の雰囲気が違います。これは基本中の基本なので覚えておくといいかもしれません。

ローランド、ハイランド、キャンベルタウン、スペイサイド、アイラ、アイランズ となります
 

今日紹介するハイランドパークは、ハイランドではない。これはテストによく出る引っかけなので注意しましょう。ええ、ハイランドだと思って飲むとちょっとビックリします。「海のニュアンス」が全面に来ますね。そう、ハイランドパークはアイランズのスコッチとなります。

ハイランドパーク蒸留所の位置

私が行ったことあるのはインヴァネスまで。インヴァネスの内陸側にネス湖があります。だいぶ辺境感ありますね。この辺りがいわゆるハイランド。その先の先。北海に面した群島ですね。この辺のスコッチをアイランズと言います。ちょっと個性的な酒が多いですかね。タリスカーとか。

ハイランドパークの蒸留所の近所みてみるとスキャパなんて地名ありますから、スキャパも近くで作っているんでしょう。だいぶ雰囲気違う気はしますが。

ハイランドパーク蒸留所周辺

先ほど「海のニュアンス」と言いましたが、ヨード感といいましょうか、麦芽を乾燥するときに使うピート(泥炭)の質によってそういう香りが麦芽に移ることが多いですね。このヨード感とかすかな塩味、これは本当にニュアンスで最後に少し残る感じで実際に塩分は含まれていないと思うんですが、でも潮の香りを感じるウィスキーがあります。このハイランドパークも少し海を感じるウィスキーです。

なんせハイランドパーク蒸留所のサイトで紹介している風景、こういう感じですからね。

ハイランドパーク蒸留所のサイトからの引用
ハイランドパーク蒸留所のサイトからの引用

行ってみたいですね。スコッチの蒸留所としては最も北にあるところになると思います。

さて肝心の味ですが、ピート香がします。もちろんシェリー樽経由のドライフルーツ系の甘い香り。あと麦の感じ樽の香、オーク樽由来のウッディさやスパイシーさ。ここまでオーソドックスな海よりな地域で作られるスコッチ、シングルモルトの香りですね。ただハイランドパークは少しだけ青臭い草っぽさのニュアンスもあります。。これが公式が説明している「ヘザーハニー」なんですかね。

ヘザーあるいはヒースと呼ばれる草はこんな感じのやつね。

ヘザー
ヘザーあるいはヒース wikipediaより引用

アイルランドとかスコットランドの荒野に自生している草ですね。遠目からは綺麗な花が咲いて綺麗ですね。近づくと結構トゲトゲしてますかね。まあこの辺りの自然の象徴です。実際の匂いは覚えていませんが、言わんとしていることはよくわかります。たぶんこういう優しい香りなんでしょう。

味そのものは甘すぎない。麦感強め。ビターもちゃんとするので、飲み飽きないしっかしたウイスキーですね。で、香りは色々と移ろいながら、しっかりと個性を発揮します。オーク樽経由のウッディさやスパイシーさも最後に来ます。チョコレートとかそっち系の味はあんまり来ないので、フルーツよりの爽やかな味なんだと思いますが、柑橘や青リンゴという雰囲気でもないですね。甘いけどフルーツというよりはやっぱり花。フローラルな香りですかね。

加水しても味のバランスは崩れず、飲みやすくなります

ロックにしちゃうとすこし香りが抑制されすぎるので、もったいないかな。飲みやすくはなります。爽やかさが前にでてきますね。

すごく美味しいですね。イメージしてたよりもちょっと香りが強い。

どうしてだろうと、2018年の画像を良く見ると………

これ古いパッケージですね。中身ちょっと変わっているかもしれません個人的には今、日本で流通している方が美味しいと思います。もう少しビターが強かった気がしますし、香りも華やかになっている気がします。

今回、某所で3000円台で買いました。おそらくネット通販で4000円台が相場だと思います。

ちなみに本場だと37ポンド。ポンド150円ぐらいですから、5500円ぐらいですかね。半額とはまではいきませんが、それに近い感じですね。

ええ、日本は天国です。ちょっとお高いですけど、定番中の定番。たまに飲むならいいボトルだと思います。芯がしっかりした素敵なウイスキーです。おすすめです。

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