ザ・マッカラン シェリーオーク12年/ The MACALLAN SHERRY OAK 12 Years

The Maccallan 12years シングルモルト

さて四月である。

当たり前だけど忙しい。

ただ良いこともいくつかあったので、いいボトル一本開けようということでザ・マッカラン12年を。

12年もなんか色々とあるみたいで、今回はシェリーオーク。まあ昔ながらに近い方だと思います。

個人的にはこれも思い入れのあるウイスキーの一本。

この銘柄についての最初の情報は、これまた開高健かな。まだシングルモルトという表現も一般的じゃなかった時代。「ウイスキーのロールスロイス」なんて表現を教えてくれた。

飲みながら気になったわけですよ。

これ元ネタなんだろう?って

シングルモルトのロールスロイス

気の利いたブログや解説読むと、昔ハロッズの冊子でこういう表現が使われた、みたいなことが書いてあるわけですよ。サントリーのサイトでもそういう説明がされています。

じゃあこれ元ネタなんだろう?気になりますね。商売柄気になるとどうしようもないので、調べちゃうわけです。

調べるといっても、海外調査行けないので、まずはGoogleさんに尋ねるわけです。普通に検索かけるわけではなく、Googleブックスの方でね。

元の英語表記がなんなのかはわからないので、とりあえず

Maccallan そして Rolls Royce

と検索してみる。

どうやら1980年あるいは1979年に発行された雑誌Decanterという雑誌の5巻にそれっぽい表現があるみたい。

スペニット表示で該当箇所確認できるようですね。

どうやら元の表現は

The MACALLAN ”A Rolls-Royce among malts.” 

クオテーションマークが付いているので、どうやらこれが初出では無い模様。丁寧にその下に出典がありますね。

The Harrods Book of Whiskies

1978年にでた本のようです。どうやらこれが初出かな?「ハロッズの冊子」というのは正しかったみたいですね。

とホクホクしながら酒飲んでいるわけですが、

ちゃんと岡山県立図書館のレファレンス回答してますね。流石ですね。

この本は大英図書館に所蔵されているみたいなので、今度調査に行ったときに確認してみましょう。

いつになるかはわかりませんが。

さて、本題に。

レビュー

香り

  • シェリー樽由来のフルーツ。熟している。少し乾いている。レーズン。
  • 甘い香り。ハニーというよりはよりキャラメル。少し苦みのニュアンス
  • 樽香。オークですね。

  • 黒砂糖。
  • タンニン。苦み。ビター。
  • レーズンよりもう少し甘いかな。サルタナ
  • 樽由来のスパイシーさ。ジンジャー
  •  アルコールのアタック感と混ざって少し気になるかな。

バランス

  • 余韻は樽感が続く
  • 思ってたより軽い
  •  ウイスキーの表現でボディという単語を使うのはどうかと思うけど、フルボディとは言い難い 
  • もっとシェリーシェリーしていなかったっけ

記憶してた味とだいぶ違っている。

ちょっと加水してみると、まろやかになるが、香りが立つというわけでもない。

ここ数年買わなくなっていたんだけど、理由は単純で値段が上がったから。

昔は3000円台で買えたと思う。それが4000円台になり、今Amazonだと7000円ぐらい。

今回酒屋のセールで買ったやつを開けているんだけど、それで6000円台。まあまあ良い値段のウイスキー。その価値がある?という話になる。

免税店ではもっと扱いがあれで、ノンエイジのクエストとかルナとかがメインになっていて、あれはあれで美味しいんだけど、ちょっと値段と釣り合わない気がして結局買っていない。試飲でボトル一本分ぐらいは飲んでるけど。

おそらくシェリー樽が足りないんだろうな。多くのメーカーがマッカランみたいな酒を造りたくて目指した結果、マッカランがマッカランっぽくなくなっているというのは、ちょっとした悲劇かもしれない。

とはいえ、スパイサイドっぽい華やかなシングルモルトなのは間違いない。

美味しいウイスキー。でももうロールスロイスではないかも。

もっともロールスロイス乗ったこと無いけどな。

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